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木のぬくもり


現在展示中の工房Baumさんは、日々の暮しで使う木工品を制作・販売しています。

 

Baum(バウム)はドイツ語で「木」「年輪」という意味。

 

作品一つ一つ、自然であることにこだわり

木が呼吸できるよう仕上げには食用くるみオイルを使い

 

「オイルを塗って乾燥させる」

 

という工程を3~4回繰り返しているのだとか…

 

 

ほんとうに根気のいる作業です。

赤ちゃんとかにもよさそう~。ふむふむ

 

 

作家の釣直也さんが木工作品にはまるきっかけになったのは、1本の作りかけのスプーンだったそうです。

 

奥さまがたまたま習いに行ったワークショップで作った木工品のスプーン。

作りかけで自宅に持ち帰ると、直也さんは黙々とスプーンを完成させてしまったとか…。

 

 

その時、スプーンを作りながら

 

 

 

「たのしい~!おもしろい~!」

 

 

 

と思ったそうです。

 

 

そこから直也さんの心に火がついたのでした。

 

 

ほーそれでそれで、

 

2011年に独学で木工をはじめて

2012年には15年間働いていた職場を離れ

横浜から佐賀に移住そして木工作家として独立しました。

 

現在は故郷の横浜や長崎・佐賀などのイベントへの出品や自宅工房にて展示販売を開催。

畑仕事もしながら制作の日々を送っているとのこと。

 

人は、一度決めた事でも時が経つといつのまにか気持ちがさめてしまうもの、

思い立ったらすぐに行動に移せるなんて…ほんとうにステキ!!

本日の作品

artist : 釣 直也 / Naoya Tsuri

自然に囲まれた佐賀・有田の自宅工房で暮らしまわりの木工品を製作している工房Baumさんの、手作業で丁寧に作り上げた品々をぜひお手に取ってご覧ください。展示室1にて開催中!

 関連する展示会

工房Baum個展「木と暮らす」

日程 2018年3月17日(土)~3月18日(日)
時間 11:00~20:00 ※最終日は17:00まで
会場 展示室1
作家 釣 直也(工房Baum)