本日から始まる蜻蛉玉の展示会
サブタイトル〔~Absinthe~(緑の妖精)〕について
作家の岡部さんにお話をすこ~しだけ聞かせてもらいました。
なんせ
設営中という事もあり…
遠慮してすこ~しだけ。
初めて岡部さんの蜻蛉玉作品をまじまじ見せて頂いたのは
たしか当店でして頂いた展示会の2回目だったか…。ボンヤリ
ま―それが
驚きました!
本当にすごい世界なのです、蜻蛉玉って!
きれいなガラス玉のイメージを持っていただけに
い~い意味でぶち壊されました。
ちいさなガラスの玉の中にひとつひとつ違う物語が描かれていて
どうやって…つくってるんだろ~??
歌舞伎、花魁、侍、蜘蛛の糸、指!そう指まで…。ウンウン
とにかく色々とあるんです。
お人形さんの頭の上につける
と~てもかわゆいお洒落な角もあるんです!ウフッ
百聞は一見に如かずと申しますが
この展示会にはドンピシャの言葉かと思います。
因みに自分は鳥獣戯画がお気に入りです。
でも鳥獣戯画もそのまんまではありません…
ひねってるんです。
そう、岡部ナイズしているというか…。
ま、普通ではありません。笑
毎回いろんなことに挑戦しまくりの岡部さんですが
今回のテーマは
「危なすぎて製造禁止になったみなさんご存知の魔酒アブサン」
たまたま知人からアブサンという本をもらい読んでみたところ
その本の中にはアブサンに溺れて人生が壊れてしまった人の話が
ぎっしり実話で詰まっていたのだとか。ツ、ツライ…汗
その後、使用しているガラスに
アブサンという名称の緑色のガラスが出てきたので
今回のテーマにとなったとのことでした。
アブサンに含まれるニガヨモギの主成分であるツヨシには
マリファナに似た幻覚作業があるらしく
感性やインスピレーションを引き出す霊酒として
過去アブサンに夢中になった芸術家たちが多くいたのだとか。
そんな人たちの事をアブサニストと呼ぶらしいのです。
有名なとこでは
ゴッホ、ロートレック、太宰治もその一人だったのでは…
と言われています。
本当にお酒は飲んでも飲まれてはいけまへんな…。ヨヨ…涙
それでは、本日ご紹介するのは岡部さんのガラス作品になります!ジャジジャーン♪
本日の作品
title : 四大天使(アークエンジェル)
artist : 岡部 哲平 / Teppei Okabe
禁断の魔酒アブサンをモチーフに、製造禁止と迄なった文化史に基づき「誘い」「苦悩」「葛藤」「煌めき」などを表現。他に類のない岡部哲平の蜻蛉玉の世界をこの機会に是非ご高覧下さい。展示室1にて開催中!
関連する展示会 |
岡部哲平 蜻蛉玉&ガラスアクセサリー展 ~Absinthe~ (緑の妖精)
日程 | 2018年5月11日(金)~5月13日(日) |
時間 | 11:00~20:00 ※最終日は17:00まで |
会場 | 展示室1 |
作家 | 岡部 哲平 |