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歯医者さん


ある日のこと。

 

行きつけの歯医者さんが突然!

「私、歯医者をやめようと思いましてね~」

と…言い出した。

 

何を言うのかと思いきや

「もう~くたびれました~」ハフ~

と…いうではないか!!

 

へっ?!

今、治療中だけど…?

 

「他の歯科医探して下さい~♪」歯医者

 

言っている意味がわかりません?? 

 

その後…

治療中だった下顎大臼歯の虫歯はしばらくほっておかれた。ウウッ涙

 

それから朝早くから夜遅くまで開いている歯科医院が近所にできた。

先生が4~5人もいる。

 

その中でも担当の若い女の先生が丁寧でい~い感じなのだ♥

 

いいところに決まったと思い

大臼歯の虫歯の治療をゆだねることに。

 

根管治療は特に念入りにしてもらうはず…。

そう進行するはず…が…なぜか?!

先生がいきなり代わった!

 

交代した年輩の歯医者は

「こんな丁寧に根管治療してもね~♪」と

いきなり治療中の歯に薬を流し込んだ。

 

そしてあっけなく根管治療は終了したのだ…チン!

 

へっ??

長く使えるように丁寧に治療するって言ってたよね??

ねえ~涙ヨヨヨ

 

その後…やっぱし、かぶせた冠も取れてしまったのだ。ヤレヤレ涙

 

思えば小学校からの虫歯をなんやかやと抜歯しない程度に詰め物をして持たせてきた

…が、とうとうブリッジに。

そして支えていた大臼歯が弱くなりさらにブリッジに。

 

そんなことで健康な歯が両サイド犠牲になっているのだ。ク―ッ汗

 

早々に対策を考えねばと…

昨年末より評判のいい歯医者を探して定期健診に通い始めた。

 

検診は今回で3回目になるのだが…

 

最初は歯周ポケットのチェックから入り

最後のフッ素の塗布までの工程がどうも苦痛で仕方がない。ウウッ汗

 

検診中の1時間くらいは口を開けたり閉じたりしているのだ。

 

歯周ポケットのチェックが終わると

付着してる歯垢を確認するためピンク色に歯が塗られる。

 

そんでもって

うがいをしても落ちなかったところがあると

どういうわけか…3回目だからか…小言を言われる。タラ~汗

 

「ここの汚れは歯ブラシで取れますよ~ほら、ね、やってくださいね!」衛生士

 

口を開けたまま…

「ハーハー」と頷く。ウウッ汗

 

「一応、努力はしているのだ!」心の叫び

 

ふと、頭の中でグルグルと…どうでもいいことに思いを巡らす。

『デパートに行くときは、何故みんないい服を着ていくのだろう?』

『いい服を買いに行くのに…?』

『歯医者に行くときは必死に磨いてから行くもんね~?』

『みがき残こしを指摘されて…そんでもって…?ウウ…』

 

な~んて、どうでもいことをぐるぐると考えて…。

いるうちによ~やく小言が終わる。ヤレヤレ涙

 

最後の止めに院長を衛生士さんが呼びに行く。

 

院長が全て確認すると、彼は私のユニットの前にチョコンと座り、満面の笑顔でこういうのだ。

 

「よかったですね~。な~んにも問題がなくて本当によかったです♪」

と、にっこりと笑って見せる。

 

その笑顔を見てると…

お口のトラブルを待ち望んでいるように聞こえるのは私だけでしょうか?!汗

 

そんなことで本日の一枚は、

先立つ言葉に誘導されないことが作品の正直さを保つ上で大切なことでは…?

と語る、くろきみつるさんの無意識のドローイング作品。

 

なぜか私には…一本の揺れ動く歯にもみえるのですが…しつれい、しつれい…汗笑

本日の作品

title : Momentum #7

artist :くろき みつる / Mitsuru Kuroki

不安定で今にも倒れそうな、残像の様にブレながら回転するコマ。しかし、そう思いながらも倒れない。もしかすると不安定という状態で安定し回転し続けているのかもしれない・・・そんな不思議な印象を受ける作品です。小品ながらモダンで重厚感があり、書斎やリビングなど空間の引き立て役としておすすめです。展示室2にて展示販売中!

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