来訪神

先日のこと

国内10件の来訪神がユネスコの無形文化遺産に登録されたらしい。

 

秋田のナマハゲや佐賀のカセドリなど

どれも一見怖いけど…縁起ものだ！

 

怠け心を戒めたり、五穀豊穣や無病息災など効能がいろいろとあるらしい。

 

なかには来訪神に扮している人の顔を覗き見ることが出来ると

～幸せになれる～♪的なものもあるらしい…。笑

 

 

そんでもって海外ではこの時期になると、やっぱりサンタクロースだ♪

 

決まった時期に現れて『いい子』限定でプレゼントを置いていくサンタクロースこそ

まぎれもない来訪神だと思われる。

 

巷のちいさな子供のいるお父様、お母様方はいろいろと大変なシーズンでもある。

 

親からするとずっと夢をわが子にと…

サンタクロースが本当に存在することを信じ込ませるために四苦八苦する親御さんもいるはず。

 

実は…わが子は小学校高学年になる頃もまだサンタクロースを信じていて

学校帰りに友人とそのことで喧嘩をして帰ってきたことがある。

 

信じてしまう理由は親なりにちょっと思い当たるのだが…。

 

子供が小さいころ我が家では

クリスマスにサンタさんからお手紙が届いていた。

 

いや、正確にはサンタに扮した父親がお手紙を子供たちに出していたのだ。

 

どうも…それを切り札のようにわが子は

「サンタはいる！」

とお友達に豪語していたらしいのだ…。笑

 

友達からサンタは親だと聞いて帰ったわが子はプンプンと怒りながら

「明日はサンタのお手紙を証拠として学校に持っていく！」

と言っていたことを思い出す。ﾊﾊﾊｯ笑

 

今となっては笑い話だが、子供とは多分そういうものなのだろう…。ﾌﾌｯ

 

 

こんな話がある。

 

戦後間もない頃のこと

体の弱い少女がいつもラジオを楽しみにして一日を過ごしていた。

 

少女にとってラジオはとっても不思議な箱。

 

この中に小人たちが入っていて

順番に自分の出演の時間が来ると身支度を整えて

マイクを片手に外で暮らす大きな人間たちに向かって

旬のニュースや音楽を伝えている。

 

と…少女は信じて疑わなかった。

 

そして毎日小人たちの声を聞くたびに

ラジオの箱の世界への妄想がどんどんふくらんでいったのだ。

 

ある日のこと少女は

家族全員が外出するのをみはからって

ずっと心に秘めていた計画を実行に移したのだ。

 

そう…

ラジオの中にいる小人たちを実際にその目で確かめるため

不思議な箱を分解してしまうという計画だ。

 

そして…

夢見る少女は現実を知ってしまう。

 

 

夢というのは覚めるから夢なのだろうけど…

 

一瞬で消えた小人の世界はもう戻ってこないのだ。ﾖﾖ涙

 

きっと世の中には知ってはいけないことがあるのかもしれない…。ﾎﾞﾝﾔﾘ

 

 

クリスマスには不思議なことが起こる気がする…。

 

そんなワクワクの予感満載の一年の終わりにEnlaceでは昨年好評だったXmasイベントを今年も開催しています♪

 

お子様から大人まで楽しんでもらえるはず❤

 

ご来場の皆様全員に一年の感謝をこめて手作りクッキープレゼント中！！