たゆたう青

本日から「たゆたう青 変わりゆく銀　中津留友子×川村愛 ふたり展」が始まった。

 

気が付けば2月も下旬…

時の過ぎるのがほんと、はやいものです…。ﾌﾊｰ

 

 

ふたり展のDMが出来あがり

店頭のカウンターに置くと

来店されたお客様が「ワーッ！きれい」と言って持って帰られた♪

 

確かにお二人のDMの作品の配色が美しく

もうすぐ来る春を感じさせてくれるのだ♪

 

昨年の秋にEnlaceのオープン当初よりご縁があった二人が

一緒に展示会を開催してもらえると伺った。

 

初日の今日は、お二人の笑い声が会場から聞こえると…

なんだかとっても嬉しい気持ちになる。ﾌﾌｯ笑

 

 

そんななか中津留さんから出品作品のお話を少し伺った。

 

中津留さんの版画作品は4色の色彩をたくみに使い

海の青を紡ぎだしてきた。

 

彼女の描く青い色彩に魅了されたお客様も本当に多いのではないのだろうか…。

 

今回の展示作品はアクリルに挑戦し

青い海を力強く表現している。

 

画面いっぱいに広がったゆらめくブルーが美しく

青以外に金やピンク色などを使い

海の生き物が勢いよく描かれている。

 

タイトルの「たゆたう青」とは

青いものがゆらゆらゆれるさまを言っているのだと思う…。

 

この言葉を調べてみて

日本語とは本当に美しいものだな…と、感じたのだ。

 

今の時代、何の目的も持たないで

ぼんやりとした時間が極めて少ない気がする。

 

だからこそこうした慌ただしい毎日の中で

ゆらゆらと揺れている…ふんわりとした表現が心にとても響くのだ。

 

そしてもう一人の作家、川村愛さんは

日頃、日本画の普及のため活躍している。

 

いつも時を止める

心を動かすモチーフをさがしているという川村さん。

 

彼女の描く作品は、身近な植物などが多い。

 

遠くにわざわざ足を運ばなくても

身近に美しいもの

描きたいものとの出会いが、気づけば沢山あるという。

 

今回ご紹介する作品は

植えたはずがないのに…

いつのまにかアトリエの庭先に咲いていたクリスマスローズを描いたという。

 

きっと、鳥が種を何処からか運んできたのでしょう…。とも言っていた。

 

彼女の描く植物は、なぜかしら話しかけてきそうな気がする…。

 

描かれたお花もさぞかし喜んでいるのだろうなぁ～

と、思わせてくれるからほんと不思議だ。♥

 

そんな春を感じる二人の展示会開催しています。

お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りくださいませ♪