今週は、今年最初の「遊遊展」を開催している。
日曜日の設営後に
この度のご出展をお願いした名古屋在住のイラストレーターくまたにたかしさんと
木彫作家の田代雄一さんと一緒に、副店長お勧めのお店でお食事会をしたのだ。
田代さんがマジック喫茶アンデルセンの話を熱心にすると
自分も含め、みんな興味津々。
くまたにさんも
「行ってみたい!!」と、スマホで調べていたのだ。ハハッ笑
その後、話は前世を見てくれる占い師がいる…
などと…これまた興味深い話が…
そこはちょっと…おいといて…
今回は作品画像をご案内している
くまたにたかしさんを是非ご紹介したい。
くまたにさんは、その外見からしてルパン三世に出てくる次元にそっくりなのだ。
尖がった顎や髭そして帽子の被り方まで。
いやいや帽子はご本人が次元を意識してますから…
スラリとした体形もと~ても似ている。ウンウン
田代さんが博多駅にお迎えに行ったところ
くまたにさんが駅に到着して直ぐに
「一緒に写真を撮ってください!」と
見知らぬ人から声を掛けられるほど…らしい。ホホ~ッ
ご本人いわく次元が大好きだと言っていた。
次元は確か、射撃の名手。
もともとルパンの命を狙っていたのに…
ルパンとなら気が合うかもと同行して、いつしか仲間になったとか…?
お話しすると…そんなハードな外見とは全く違う
とっても心優しい印象のくまたにさんでした♡
投げかける言葉のひとつひとつに真摯にお返事してくれる。
なんとも心優しげな印象のお人柄であります。ウンウン
聞けば、地元の名古屋では多くの若い作家さん達が
くまたにさんの元に集まってくるのだとか…。
わかる気がします~♪
みなさん多分…居心地がよいのでしょうね~♡
そんな、くまたにさんの作品の印象はというと…ほんと…技術の高さを感じます。
擬人化して描かれた動物たちをモチーフにした作品は
どこか現実のような…古の物語のようでもあり…不思議な感覚に襲われます。
画面に描かれた昔話に出てくるような不思議な雲。
奥に目線が引き込まれていく淡い光。
東洋と西洋の狭間のような、現実と非現実のような…。
相反する世界が共存しているかのような世界観なのだ。
そんでもって、くまたにさんは
最近棺桶の棺掛けを頼まれて制作したそうな。
棺掛けとは、故人を守護するものらしい…。
なんだか…そんな驚きの注文も…どうしてか…うなずけてしまう。ウウッ汗
伺えば、くまたにさんご本人は絵を描くことで自分探しをしているようなのだ。
子供の頃から転勤の多かった親のおかげで
転校を余儀なくされてきたという。
だから…とってもさみしかった。
さみしいからみんなと繋がる為に絵を描いた。
絵を描けば、多くの友人が出来たという。
そして人気作家になった現在、多くをお客様から学ぶという。
ネガティブなものをネガティブに表現する作品ではなく
ネガティブなものを美しく表現出来る作家になりたい。
と、くまたにさんは言う。
ひとつひとつ言葉を選ぶように変換して描けたら…。
本当の喜び、哀しみ、怒り、がどんなものなのか、それが分かる人間になりたいとも…。
世界のみんなが
そんな風に言葉を選んで相手を思いやって交流したら…
どれほど世界は美しく変わるだろうか…。
つくづく作家とは素敵なお仕事だ…。ボンヤリ
作家の遊び心に触れられる「遊遊展」を今年もやってます!
皆様のお越しを心よりお待ちしております♪笑
本日の作品
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=502x10000:format=jpg/path/sd6896240c8856595/image/ib9daf6d46c04f7c9/version/1569551077/image.jpg)
title : はこぶね
artist : くまたにたかし / Takashi Kumatani
遊ぶことは生きていくパワーを貰うこと。人は遊ぶことで成長していくはず。アートに触れることは、おもいきり遊び楽しむこと。今年、1回目となる2019遊遊展vol.1では、人気作家達の楽しい作品をご案内しています。作家達の想像力を形にする力は、時として人生に影響を与えてくれるかもしれません。この機会に「遊ぶ」ことの大切さと「笑顔」をお届けできたら幸いです。展示室1にて絶賛開催中!!
関連する展示会 |
2019遊遊展vol.1
日程 | 2019年5月14日(火)~5月19日(日) |
時間 | 11:00~20:00 ※最終日17:00まで |
会場 | 展示室1 |
作家 | くまたにたかし 田代 雄一 森安 幸代 渡邊 春菜 |