昨日から岡部哲平さんの「蜻蛉玉ガラスアクセサリー展」が開催されている。
名古屋を拠点に活動する岡部さんは
開催前日の夕方ころ旅慣れた様子でいつものように来店されたと思いきや
…なんか…いつもと様子が違う。
あれあれ…
携帯電話を落とした!
と、顔に書いてある。
実は、ご来店前にご親族の方からお電話があり
この一件は既に解決していたのだ。フフフッ笑
ほんとにお疲れ様でした。笑
蜻蛉玉作家の岡部さんは20代の頃、アジア諸国の少数民族地区を放浪
主にシルクロードを旅していたらしいのだ。
そろそろ放浪の旅に終止符を打ち、就職活動を始めようかなという時に
ふらりと入ったお店で蜻蛉玉に出会ってしまったという。ホホッー
「自分でやったらいい!」
と言う…お店の人の言葉に
なんの迷いもなく始めた蜻蛉玉制作だったというのだ。ホホーッ
今では蜻蛉玉愛好家たちが愛読している雑誌
「季刊ランプワークガラス情報マガジン LAMMAGA」
の表紙を飾るほどの人気作家になったのだ。スゴイ!!
今回の展示会タイトルは、7月の七夕を連想させる「天目銀河」だ。
この天目という言葉を最初に見たときは
国宝の曜変天目茶碗を連想してしまった。
でも、作品を拝見してみてあながち間違いではないと感じたのだ。
「~天目銀河~」
いい響きの言葉をつくったものだ。ウットリ~♡
岡部さんの作品には他にはない世界観がある。
そう…表現したいものが明確なのだ。
目に見える形だけではない
そこに潜む見えないけど確かに存在する世界を表現し続けている。
ガラスという難しい素材を操り
目的とする形状と目には見えないけど確かに存在するものを表現する。
対象から醸し出される妖気、神聖な空気、艶っぽさ…などなど
上げたら切のない程の存在感を形作るのだから
…やっぱし只者ではないのだ。ウンウン
それにしても、隣のタピオカのお店は行列が絶えない。
先日はお一人暑さで倒れかけた女子を副店長が介抱、結果救急車で運ばれたのだ。
昨今の天候の不安定さはありますが
冷え冷えの心地のいい空間にお店はなっております。
どうぞ、天目銀河やカムイ伝説を連想させる蜻蛉玉など見ごたえのある作品が勢ぞろいしております。
皆様、こちら方面にお越しの際はどうぞ涼みにお越しくださいませ♪笑
本日の作品
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=502x10000:format=jpg/path/sd6896240c8856595/image/ifb1b6cf9ea9fc6ca/version/1569551024/image.jpg)
title : 天目銀河
artist : 岡部 哲平 / Teppei Okabe
曜変と同様に銀を用い、炎とガラスと銀の化学反応で銀河の景色をわずか1cm足らずの中に閉じ込めました。光の種類や当て方などで見える景色や趣、色合いがガラッと変わるとても面白い作りと成っております。展示室1にて絶賛開催中!!
関連する展示会 |
岡部哲平 とんぼ玉ガラスアクセサリー展 - 天目銀河 -
日程 | 2019年7月5日(金)~7月7日(日) |
時間 | 11:00~20:00 ※最終日17:00まで |
会場 | 展示室1 |
作家 | 岡部 哲平 |