昨日より福岡にて初の個展になる川越るみさんの作品展が始まっている。
川越さんは、あの神話伝説のある宮崎県のご出身で
伺えば自然豊かな環境で育ったこともあり
とってもおおらかでお話しするとほんと!楽しい方なのだ~♪
なかなかの自虐ネタもちょいちょい出てきて…フフッ笑
…笑わせてくれる。
「私はつい余分なことを言ってしまうんです…」と、川越さん。
「さっきも…ね♪」
「つい、余分なことを…」アハハ笑
「私…空気が読めなくて…つい、娘に叱られるんです…」と。ウフフ…笑
いやいや…大事なおはなしのご返答…
しっかり空気読んでると私は思います。ハハッ笑
川越さんは多摩美で美術を学び
卒業後は中学、高校の美術教師をつづけながら現在に至っているという。
その間、結婚や子育てなどなにかと慌ただしくもありながら
ずっと制作意欲が衰えなかったというからすごい方なのだ。
仕事と主婦業の両立は大変なことですので。ホント…
そんな忙しいただなかでも思いを形にしたいと
陶芸など立体作品にも取り組んで展示をした経験もあるらしい。ホホーッ
常に溢れる思いのある川越さんの気持ちが
今回作品にはしっかりと反映されているのだ。
話を伺えば
さらに制作意欲に火をつけたのが一匹の猫の存在だという。
2009年、触るのも苦手だった猫がお家にやってきたことで
現在の作風になってきたのだという。
今ではもう…一緒に暮らす猫が愛しくてたまらないのだそうだ。フフッ
食わず嫌いということは誰しもあると思うけど…
苦手だった猫に嵌ってしまう気持ちは痛くわかるような気がする。
ネコなだけに…♥ニャー
展示作品の子供の手のひらからこぼれおちる光は
まさしく溢れんばかりの愛♥
その光により森や命あるものが次々と再生していく。
森も動物たちも人間たちも生きとしいけるものすべてが
共存共栄していける世界を描いているという。
みんながしあわせになることを願って…。
月明かりの下では動物たちが安心しきって
ぐっすりと眠りについている。
絵本から飛び出したような作風は
単にかわいいと言うだけではない
飽きのこない奥深さと味のあるフォルムに仕上がっている。
作家の素直な気持ちが表現されたタイトルにも注目したい!
梅雨明けの猛暑到来で、外出がおっくうな今日この頃ですが
こちら方面にお越しの際はどうぞお立ち寄りくださいませ。
幸せを感じる癒しの空間がまっています♪
本日の作品
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=502x10000:format=jpg/path/sd6896240c8856595/image/i3aaaba8dd17a69df/version/1569551008/image.jpg)
title : あふれる想い
artist : 川越るみ / Rumi Kawagoe
星降る森、チカチカまたたく星がこぼれ落ちそうな夜空、その中を横切る銀河の帯植林された黒く迫る杉山からは、梟の鳴き声がこだまする。子供の頃の原風景。あの森でのひとこまを心の奥深くのものがたりとして作品にしました。展示室1にて絶賛開催中!
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