今週から服部真希さんの展示会が開催されている。
今回の展示では本人作品と同時に
真希ちゃんが日頃教えている絵画教室の子供たちの作品を同時展示しているのだ。
あいにく搬入日が台風と一緒に到来。汗
豪雨のすこしでも前にと
ちょっと早めに子供たちの作品持込みをした真希ちゃん。
小学生の作品を飾りながら
「あ!オカメインコだ!」
と、自分が言うとすかさず
「かわいいでしょ!でしょでしょう~♡」
と…真希ちゃん。
そう…お子たちの作品が愛おしくて仕方がないのだ~♪アハッ笑
教室には鳥の図鑑を置いているので
子供たちは好きな鳥を選んでは描いているらしい♪
そんなことで真希ちゃんは
子供の自由な発想と旺盛な好奇心には日々刺激をうけているらしいのだ。ウンウン
いや~しあわせ者ですね~♡
大人は頭で考えがちなので
お子様効果はおおきいですね~。ウフッ
そんな真希ちゃんが当店で展示会を開催頂いたのは今から6年前になる。
今回で4回目の展示になるのだ。
今回のテーマは「晩夏の痕」…。
名前だけで想像すると、夏の終わりの痕跡という意味なのだろうか…。
夏から秋への移り変わりは、誰もが感傷的になるような気がする。
道を歩けば枯葉が舞い、一日の寒暖の差が激しくなり
秋の虫がそこかしこで鳴く…。
ひとつの季節が去っていく。
そんなもの悲しさを感じる今日この頃なのです。ウルウル…涙
いつも真希ちゃんの作品をみて感じるのは
たぶん誰もが思うであろう…
自分は何者…?
何処から来たのだろうか…?
という疑問をやさしく投げかけられているような気がする…。
こころの深いところを訪ねて行けば…
どこか懐かしく…
そして安心できるであろう空間。
はるかに遠く自分が存在したであろう記憶の断片を描いているようにも思える。
だからなのか…
彼女の作品には現実にはありえないような不思議な世界が広がっている。
そして彼女の作品に惹かれた人たちは
不思議と「心が落ち着く…。」と、言うのだ。
深いグリーンを基調とした作品は
まどろむような…
現実と非現実の狭間のような…
ふかい眠りを誘うような世界観に包まれている。
以前個展に来店したお客様からは
「なんだか眠たくなりました~ハフ~」
と、あくびが出ていた。ハハッ笑
子供の頃から絵を描くことが大好きだったという真希ちゃん。
油絵に出会って、自分にとても向いている。と、思ったのだとか。
いきものが持っている、心の種のようなものを描けたら。
と、言っていた言葉が印象に残っている。
週末の金曜日から作家本人が全廊しています。
展示室2を始め、子供たちのたのしい作品も多数同時展示していますので
こちら方面にお越しの際は、どうぞご高覧くださいませ~♪
本日の作品
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=494x10000:format=jpg/path/sd6896240c8856595/image/iecc7d8105e616879/version/1569550911/image.jpg)
title : What do you dream today?
artist : 服部真希 / Maki Hattori
心の核にある種を架空と現実の狭間の景色へ溶かすことを試み、油彩画を中心に表現、その作品を展示しています。ポストカード販売有。第二展示室にて、小学生の子ども達による油彩画の展示も行います。展示室1にて絶賛開催中!
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